WordPress では、タームとは分類内の項目を指します。
たとえば、ウェブサイトに「書籍」、「政治」、「ブログ」というカテゴリがあるとします。カテゴリ自体は分類ですが、その中の項目はタームと呼ばれます。
カスタム分類が導入される前は、WordPress にはタグやカテゴリを表示するためのテンプレートタグがありました。カスタム分類の導入により、カスタム分類内のタームの表示を処理するためのテンプレートタグが導入されました。ターム用のテンプレートタグは、WordPress に標準で組み込まれているデフォルトの分類であるカテゴリやタグにも使用できます。
the_terms() 関数などのタームに関連する関数は、WordPress 内のカスタム分類内のタームを表示します。the_terms() 関数のパラメータにより、ユーザーは情報を表示可能にするようにフォーマットできます。以下は the_terms() 関数の例です。
<?php the_terms( $post->ID, 'category', 'categories: ', ' / ' ); ?>
カスタム分類のタームは、サイトのセットアップ方法に応じて、ショートコード、ウィジェット、その他の方法で表示することもできます。上記のコードは、PHP を介したハードコーディングによる表示用です。ハードコーディングの方法はカスタムデザインのウェブサイトに便利かもしれませんが、ウィジェットやプラグインの方法は、複数のウェブサイトで使用されている既製の WordPress テンプレートにより役立つ可能性があります。プラグインとショートコードのオプションは、技術に詳しくない管理者にとっても、カスタム分類内のタームを表示するための実装と制御が簡単な方法を提供します。ショートコードを最初にセットアップするには、WordPress ファイルにいくつかのハードコーディングを行う必要があります。詳細については、以下の関連記事を参照してください。
